2011年8月8日月曜日

網野善彦「日本の歴史をよみなおす」読みました

考えてみれば四方を海に囲まれているこの日本で、海が境という捉え方だけではなく、交通路としての現実性を吟味するというのは当然の理路であるはずですが。
してみると先の天皇の関心はすごかったですね。14世紀が画期ということにも気がつかれていたのでしょうか。狩猟・農耕というカテゴリーでは、狩猟上位の社会観とでも言うべきでしょうか。女性にしてもこういう奔放な捉え方の方が魅力的です。宮台先生の言うとおり、日本は同一場の尊重が優位なので、近親相姦制約も緩いのでしょう。
網野先生は天皇制の消滅を展望されていたというのが衝撃でしょうか。「日本」は太陽概念と、日出るという、相対的位置概念に関係があり、その両方の廃棄・止揚がからんでくるということのようです。

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