学習ノウハウというより、動機に関わる本と思いました。
人格変容は個人的にも経験ありますし、最後のアルターエゴの話は、そこまではどうかなと思いつつも。自分の場合は、address(ゴルフの立ち位置と住まいに共通するもの)やreality(真如と現実との差異)で、類推の異同に敏感になれたという感覚です。
2011年8月27日土曜日
2011年8月20日土曜日
清水勝彦「戦略と実行」読みました
すばらしかったです。実行の角度から見る組織世界の描写です。
本当は具体的なところに宿っている素晴らしい価値を、個別具体的な組織・企業を超えた抽象的-戦略ストーリーに関係するいくつかの-概念に鍛え上げる、そこまではよいのだけれど、その概念を出発点・起点にして物事を考えるという理路が転倒しているのでしょう。感情の機微の難しさを引き受けてメンバーへの関心を育むコミュニケーションに前進しよう。
本当は具体的なところに宿っている素晴らしい価値を、個別具体的な組織・企業を超えた抽象的-戦略ストーリーに関係するいくつかの-概念に鍛え上げる、そこまではよいのだけれど、その概念を出発点・起点にして物事を考えるという理路が転倒しているのでしょう。感情の機微の難しさを引き受けてメンバーへの関心を育むコミュニケーションに前進しよう。
2011年8月15日月曜日
佐藤栄佐久「知事抹殺」読みました
日本社会の異常、どうしようもなさはよく指弾されるところでありますが。
共同体間、国家がからむと恐ろしいのだが、その恐ろしさを少し横に置いておくとしたならば、欧米ではこのような事態はどの程度あるのだろうか、と感じてしまいました。
倫理が幅をきかせる空間がもうすこしなんとかなっているのではないかと。悲しい。
あるいは江戸の仇は長崎で的な慣用句だったり、その土壌だったりはどの程度あるのだろうか。人生とは何か。宗像がんばれ。
共同体間、国家がからむと恐ろしいのだが、その恐ろしさを少し横に置いておくとしたならば、欧米ではこのような事態はどの程度あるのだろうか、と感じてしまいました。
倫理が幅をきかせる空間がもうすこしなんとかなっているのではないかと。悲しい。
あるいは江戸の仇は長崎で的な慣用句だったり、その土壌だったりはどの程度あるのだろうか。人生とは何か。宗像がんばれ。
2011年8月13日土曜日
孫崎享「日本の国境問題」読みました
ドイツの国家目的の変更=「自国領土の維持」→「自己の影響力拡大」が最も印象的でした。
国家も一枚岩ではないこと。個人の時代との認識と重ね合わせて、価値観と利害の多様性に思いを致すことが重要。それとリアリティは物事の分割認識=ダウンサイズであること。ダウンサイズとは人間の身の丈に合わせるということかも知れない。多角的相互依存関係もそう。ちょうどダウンサイジングの時間版と空間版と言えるかも。棚上げは時間版の一例。それが平和に直結する。民主主義の成熟である。
国家も一枚岩ではないこと。個人の時代との認識と重ね合わせて、価値観と利害の多様性に思いを致すことが重要。それとリアリティは物事の分割認識=ダウンサイズであること。ダウンサイズとは人間の身の丈に合わせるということかも知れない。多角的相互依存関係もそう。ちょうどダウンサイジングの時間版と空間版と言えるかも。棚上げは時間版の一例。それが平和に直結する。民主主義の成熟である。
2011年8月8日月曜日
網野善彦「日本の歴史をよみなおす」読みました
考えてみれば四方を海に囲まれているこの日本で、海が境という捉え方だけではなく、交通路としての現実性を吟味するというのは当然の理路であるはずですが。
してみると先の天皇の関心はすごかったですね。14世紀が画期ということにも気がつかれていたのでしょうか。狩猟・農耕というカテゴリーでは、狩猟上位の社会観とでも言うべきでしょうか。女性にしてもこういう奔放な捉え方の方が魅力的です。宮台先生の言うとおり、日本は同一場の尊重が優位なので、近親相姦制約も緩いのでしょう。
網野先生は天皇制の消滅を展望されていたというのが衝撃でしょうか。「日本」は太陽概念と、日出るという、相対的位置概念に関係があり、その両方の廃棄・止揚がからんでくるということのようです。
してみると先の天皇の関心はすごかったですね。14世紀が画期ということにも気がつかれていたのでしょうか。狩猟・農耕というカテゴリーでは、狩猟上位の社会観とでも言うべきでしょうか。女性にしてもこういう奔放な捉え方の方が魅力的です。宮台先生の言うとおり、日本は同一場の尊重が優位なので、近親相姦制約も緩いのでしょう。
網野先生は天皇制の消滅を展望されていたというのが衝撃でしょうか。「日本」は太陽概念と、日出るという、相対的位置概念に関係があり、その両方の廃棄・止揚がからんでくるということのようです。
2011年8月7日日曜日
広井良典「創造的福祉社会」読みました
いつもながらスケール・視野の大きさにわくわくします。こういう大胆な仮説提示という形の励ましがあると思います。
狩猟社会→農耕社会→産業化社会の変化と、「心のビッグバン」「枢軸・精神革命」「現在(心の時代)」の対応等、大胆なアナロジー類推が魅力的です。個人・コミュニティ・自然の価値重層的統合のコンセプトは、小室直樹・山本七平の日本教と重なります。
セイフティーネット三層構造については、ケインズ主義的な考え方に基づく雇用創出を「外部」と捉えて、その「内部化」を展望する先に、次代の企業内コミュニティを創造するというイメージになるのだと思います。
そして宮台先生も重要性に言及されていたアメリカの環境哲学者ベアード・キャリコットの「徳」の概念、規範的価値と存在の価値の融合がWELL BEING。
狩猟社会→農耕社会→産業化社会の変化と、「心のビッグバン」「枢軸・精神革命」「現在(心の時代)」の対応等、大胆なアナロジー類推が魅力的です。個人・コミュニティ・自然の価値重層的統合のコンセプトは、小室直樹・山本七平の日本教と重なります。
セイフティーネット三層構造については、ケインズ主義的な考え方に基づく雇用創出を「外部」と捉えて、その「内部化」を展望する先に、次代の企業内コミュニティを創造するというイメージになるのだと思います。
そして宮台先生も重要性に言及されていたアメリカの環境哲学者ベアード・キャリコットの「徳」の概念、規範的価値と存在の価値の融合がWELL BEING。
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