2011年6月19日日曜日

山本七平・小室直樹「日本教の社会学」読みました

山本「日本人の自然という言葉は、自己の内心の秩序と社会秩序と自然秩序をひっくるめた言葉で、この三つは一致すべきもの、一致したものであるというのが基本的な意味でしょう」
だから、本心、内心の自由を求める行動は、必然的に社会探求・自然探求に向かう・・という「姿勢」については、西洋的価値観と一致点を見出せるのではないか。現状の「観」が、一致的か、対立的かは留保しても、自由を求める点では一致できるかもと思う。と思う一方で、日本人の中ではそういう志向は確かに少数派かなとも思う。
パーソンズの「内なる光」に基礎を置いた知性の発揮は(日本においてもっと)許容されるべきではないか。そう、社会秩序・自然秩序に合わせるだけでは困るので。
「空気」とは、社会・自然の探求からやや「引いて」構えて一致を見ようとする人間集団の醸し出すものか。

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