2010年7月31日土曜日

クレイトン・クリステンセン「イノベーションのジレンマ」読みました

「顧客の創造」という言葉がありますが、それを時間と技術水準の二次元グラフでその試行錯誤のリアリティを表した、優れた考え方に触れることができました。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」「二つよいことさてないものよ」の世界ですが、お客様のいうことばかり聞いていてもいかんということ。「組織の能力は無能力の決定的要因になる」も同じ本質ですね。
最後の電気自動車についての思考実験がすばらしい。お年寄り難民の移動ニーズとかを思いつきました。日経ビジネスでは中国内陸部での急勾配地での需要が示唆されていましたね。
「存在しない市場は分析できない」→学習プロセスの重要性につなげていくあたりは、更なる理論的進化の可能性があるところでしょう。

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