2010年7月19日月曜日

池谷裕二「単純な脳、複雑な「私」」読みました

刺激的でした。特に第4章。自由の問題を脳科学からアプローチ、はいいですね。「自由意志」のもとの「自由否定」は、哲学上ではどのように整理できるのか、考えたいと思います。
「ゆらぎ」は「気分」問題ではないかと直感したのですが。脳波計は個人でも購入可能なのだろうか。
「ノイズ」の整理も驚きました。
 ①効率よく正解に近づく(最適解への接近)
 ②弱いシグナルを増幅する(確率共振)
 ③創発のためのエネルギー源
①と③は本質は一緒だと理解します。組織問題ではダイバーシティです。
驚きは「フィードフォワード」「フィードバック」「回路の構造」「ベキ則」そして最後に「リカージョン」のお話。社会学の最新の重要キーワード「再帰性」と重なりました。
回路の構造+ノイズ=機能、プラス機能←→構造(機能は構造を書き換える)の認識は、組織活動者の実感として自然です。
「ラングトンの蟻」のお話の教訓は、役割を遵守してこつこつ実行・仕事をし、虚心坦懐にCAを行うとき、、組織は偉大な結果を残すということでしょうか。

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