2009年6月27日土曜日

ミシェル・ヴィナヴェール原作・アルノー・ムニエ演出・平田オリザ翻案「鳥の飛ぶ高さ」

さて、「都市に祝祭はいらない」を読んだばかりだったので???
このような外国とのコラボの場合、著にあった「書き言葉」と「話し言葉」の緊張関係の問題はどう扱われているのか、平田作品ならではの雰囲気が読み取れないところがやっぱりがっくりなんですね。
複線をたくさんはりめぐらしているところが圧巻というところでしょうか。
「ツチ族」・・日経ビジネスの伊東乾さんの評論を読んでおいてよかった。ルワンダの話は、観客のどの程度の方がご存知なのでしょうか。
最後は「八百万の神々」で圧倒しようという・・、フランス人は納得しているのだろうか、そんなことはありえないだろうが・・。
平田さんの「翻案ということ」を読むと、要は神話と現実との関係性の記述ということがテーマであり、それがスカンジナビア神話から置き換わっただけで、中身はどうでもよいのでしょう。
その入れ替えのリスクで、肝心の関係性の記述に失敗しているか・・、いや私は日本人なので、物語としてはcomfatableでしたが、それでよいのだろうか・・。
個人的には、会社買収の場合の心構えを考える材料になったとは思います。成熟民主主義の時代は、個対個のアイデア・コンセプト勝負であり、国籍などは二の次・三の次なのです。
女優さんは近くで見ると素敵ですね。「冒険王」にも出ていた石橋亜希子さん、「恩田博士」のひらたよーこさんがよかったです。ひらたよーこさんは作曲家でもあるのですか。

河合克彦「要員・総額人件費マネジメント」読みました

「活動ベースの総額人件費管理」はなるほどですね。
自分を省みる視点として、過去の遺産で飯を食っているのか、現在の秩序維持への貢献か、未来への種まきか、自覚しながら仕事をしたいものです。

平田オリザ「都市に祝祭はいらない」読みました(最初の「都市に祝祭はいらない」のところだけ)

肝でしょう。
「たしかに世界はそうなっている」 宮台氏はここからもってきているのだろうか。
改めて、民主主義の成熟というのはすごい歴史の変化であり、われわれは日々その事態に直面していることに、驚きと喜びを感じながら仕事をしたいものです。

山鳥重「わかるとはどういうことか」読みました

「知覚心像」と「記憶心像」の概念が素晴らしかったです。
「知覚」と「記憶」は福田さんのコンセプトともぴったり合います。
たぶん両者が「入れ子」の関係になっていて、好循環に入ると両方が刺激し合いながら成長していく、というのが理想だと思います。
記憶資源が豊かになるような読書体験というものがあるのでしょう。