2009年2月22日日曜日

鈴木謙介「サブカル・ニッポンの新自由主義」読みました

新書ながらなかなか重厚な内容でした。
成長、承認、保障のそれぞれへの希求を等価なものとする視点は新鮮です。
ネット社会と公共性の関係への関心は東氏と共通で、今後たくさんの発信を期待したい方ですね。
何よりも愛されるキャラというのが貴重ですよね。若手好々爺に相当する日本語はないのでしょうか。

山岸俊男「日本の「安心」はなぜ消えたのか」

集団には臨界質量があり、それを見極めることが大切、というお話でした。

2009年2月9日月曜日

隈研吾「負ける建築」読みました

NBオンラインで養老先生と対談されていたので、気になっている人ではあったのですが。
いやいやこの本は大変重厚な内容だったのでまいりました。
自分は若い頃からなんとなくものをつくることへの罪悪感みたいなものがあったのですが、その感情に見事に根拠を与えていただきました。
アーキテクチャとしての建築はほんとうにつらいと感じました。

2009年2月8日日曜日

M・チクセントミハイ「フロー体験 喜びの現象学」 大塚英志・東浩紀「リアルのゆくえ」読みました

福田先生の「3つのキーワード」の課題。
2つは、「時間」と「アーキテクチャ」かな・・と。
3つめについてどうしようかな。
「フロー体験」は心理水準の問題と理解しました。
人事などは、ここに問題解決の焦点を
絞るべきと感じました。
生産性と健康の均衡を図るポイントとなります。

国家の機能という点で東氏に「暴力独占」
「富の再分配」「共感調達」と整理していただき、
スッキリです。
3章を読んで東氏に軍配を上げたくなりました。
啓蒙行動と社会認識の問題は別、というのは
自然です。
政治システムについても、選挙の貧困を指摘
しながら、政策毎直接選挙制といった工学的
アイデアの提示に大いに共感しました。
が、4章の転調は気になります。
宮台氏がパーソンズを引きながら「内なる光」
を埋め込むという論点と同じになってくるので
しょうか。
東氏は教育問題でロビイングなどしないので
しょうから、別の面で今後どのような展開となる
のか、楽しみです。