突っ込んだ対話で内容が深くなっていく、ということが当然にしてあります。
「事情変更の法理」なら理解できます。民法という、国柄反映の法理だから、条約との抵触もそのように理解しておけばいいのかと。
「良くも悪くも『理念の正しさ』にではなく「生々しさ」に模倣的感染を起こして、『空気』が一変してしまうのが日本人」との指摘。理念と生々しさの戦略的重ね合い、てな感じを実務では意識していきたいと思います。
「客人(まれびと)論」は!でした。まれびと=客人なのか、そうか客なんだ、と。同じ組織の中の同じ身分にいても、「客人」機能を担う者を埋め込んだ方がいいのだ。「外からやって来て、カオスを現出した後、殺されたり立ち去ったりすると、あとには枠組みが残ったという」。まさに人事。
2009年12月30日水曜日
2009年12月27日日曜日
村岡晋一「対話の哲学」読みました
前半のユダヤ教や思想状況の話は難しかったのですが。
後段はよかったです。
「応答とは、最初のことばを、したがって最後のことばを断念することである」
まいりました。
現時点における改善活動は永遠です。
諸先輩の実績に謙虚に、そして楽しく未来を語りましょう。
「あらゆる墓地には他者しかいない」
だから、仲良くお話をしないといけません。
「自立的コンテクスト」についても、がんばりましょう。
とかいって、わけのわからない文章が相変わらずむきだしのままですが。
後段はよかったです。
「応答とは、最初のことばを、したがって最後のことばを断念することである」
まいりました。
現時点における改善活動は永遠です。
諸先輩の実績に謙虚に、そして楽しく未来を語りましょう。
「あらゆる墓地には他者しかいない」
だから、仲良くお話をしないといけません。
「自立的コンテクスト」についても、がんばりましょう。
とかいって、わけのわからない文章が相変わらずむきだしのままですが。
2009年12月26日土曜日
朝カル 宮台真司・堀内進之介「システムの社会理論」
1960;ここではないどこかへ・・政治への志向
1980;ここではないどこかへ・・舞台は観念上へ
1990;さがすのは「いたい」→ここを読み替えよう(記号的読み替え)
2000;コンテクスト脱落で「かっこいい」
あと、「不倫の歌」の話が印象的でした。
H先輩がよく歌っていた「夜の銀狐」を思い出しました。
1980;ここではないどこかへ・・舞台は観念上へ
1990;さがすのは「いたい」→ここを読み替えよう(記号的読み替え)
2000;コンテクスト脱落で「かっこいい」
あと、「不倫の歌」の話が印象的でした。
H先輩がよく歌っていた「夜の銀狐」を思い出しました。
2009年12月20日日曜日
2009年11月21日土曜日
内田樹「日本辺境論」読みました①-関岡英之「拒否できない日本」
あまりにも示唆に富む本なので、今後何回も(帰納的に)言及していきます。
で、まずは関岡氏の本で、標準信奉のアングロサクソンとの対比が裏付けられました。
「年次改革要望書」のような存在に対し俯瞰的な注意喚起を受けるような日常的な刺激がなぜないのだろうか。意識的な求め方が足りない自分も馬鹿なのだが。
で、まずは関岡氏の本で、標準信奉のアングロサクソンとの対比が裏付けられました。
「年次改革要望書」のような存在に対し俯瞰的な注意喚起を受けるような日常的な刺激がなぜないのだろうか。意識的な求め方が足りない自分も馬鹿なのだが。
2009年11月8日日曜日
三島由紀夫「絹と明察」(新潮文庫)&川崎和男「企業デザインの終焉と社会的デザインの創生」(ポッドキャスト)
ソーシャルデザインを志向すると、三島の描いた『駒沢の明察』、すなわち人間の活力・エネルギーの源泉のような、泥沼なところにに行き着く。
「第二の定款」を持つ会社に所属できてよかった。
「第二の定款」を持つ会社に所属できてよかった。
2009年10月29日木曜日
東 一眞「中国の不思議な資本主義」読みました
ネオアメリカ型資本主義、ライン型資本主義、ヘデラ型資本主義。
社会の中の「ミドルウェアの設計」という視点は面白かったです。
あと、ラストの論考=「裏切り社会の『集団安定』と中国社会」が印象的でした。
してみると、在中国日系企業の戦略は、内の信頼醸成と外に対する「しっぺがえし」の説得的両立ということで。
社会の中の「ミドルウェアの設計」という視点は面白かったです。
あと、ラストの論考=「裏切り社会の『集団安定』と中国社会」が印象的でした。
してみると、在中国日系企業の戦略は、内の信頼醸成と外に対する「しっぺがえし」の説得的両立ということで。
2009年10月28日水曜日
神門善久「日本の食と農」読みました
全く知らなかった世界で驚きました。
著者も愛情ありますね。JAのかつての存在意義、および東・東南アジアでの応用可能性に言及するあたり、出色ではないでしょうか。
我が身を省みると、消費者エゴの指摘は頭が痛いです。
あと農地転用問題ですか。ここも、人間の弱さのようなものに対する愛おしさが感じられました。
「日本の<現代>」シリーズによく入りましたね。
NTT出版というのも、ユニークネスがありますね。
著者も愛情ありますね。JAのかつての存在意義、および東・東南アジアでの応用可能性に言及するあたり、出色ではないでしょうか。
我が身を省みると、消費者エゴの指摘は頭が痛いです。
あと農地転用問題ですか。ここも、人間の弱さのようなものに対する愛おしさが感じられました。
「日本の<現代>」シリーズによく入りましたね。
NTT出版というのも、ユニークネスがありますね。
2009年10月25日日曜日
カタリバ大学「2050年の日本と世界」宮台真司氏、鈴木寛氏、寺脇研氏
地縁の解釈。空間共有では必ずしも無いと理解したが。それって「縁」そのものですよね。
他の社会的相続財産としての、市民宗教とか階級意識とかとディメンジョンを同じにして理解することは少し難しいというか、慎重に考慮しなければならないと感じました。
「子ども手当」に所得制限ナンセンスはやっぱりでしたが。「医療」そのものも社会の文脈である、ついついおろそかになります。
全体とのつながりを考え、その中での自分の立ち位置を考える・・・。
全体とは何かの解釈が、年を経るにつれ大きくなり、所属共同体から地域へ、日本へ、世界へと無理なく考えられるようになるのが成長の内実なのでしょう。
そういう生き方の尊重と認知をきちんと出来る企業を目指したいですね。プロとしては、事業・地域・職能の文脈の制度設計への活かし方で勝負する、あるいはそういう文脈で、集団と個人との間を考えるということだと理解しました。
政治もきちんと理解しないといけませんね。政権交代後に、自らがどんなアーキテクチャに支えられていたかを自覚しつつあり、行動を変えつつある官僚の方々に負けないように。
他の社会的相続財産としての、市民宗教とか階級意識とかとディメンジョンを同じにして理解することは少し難しいというか、慎重に考慮しなければならないと感じました。
「子ども手当」に所得制限ナンセンスはやっぱりでしたが。「医療」そのものも社会の文脈である、ついついおろそかになります。
全体とのつながりを考え、その中での自分の立ち位置を考える・・・。
全体とは何かの解釈が、年を経るにつれ大きくなり、所属共同体から地域へ、日本へ、世界へと無理なく考えられるようになるのが成長の内実なのでしょう。
そういう生き方の尊重と認知をきちんと出来る企業を目指したいですね。プロとしては、事業・地域・職能の文脈の制度設計への活かし方で勝負する、あるいはそういう文脈で、集団と個人との間を考えるということだと理解しました。
政治もきちんと理解しないといけませんね。政権交代後に、自らがどんなアーキテクチャに支えられていたかを自覚しつつあり、行動を変えつつある官僚の方々に負けないように。
2009年10月16日金曜日
コンピューター産業研究会 戸田忠良氏「製品アーキテクチャから見た事務用ソフト開発の変遷」
感動した点2つ。
「経営問題を技術問題に変換して解決するのがSE」
自分もエンジニアやってるなと。基本的に仕事は全てこうありたいですよね。
「ERPをはねつけた日本の子どもサッカー論理は、それはそれとして尊重されなければならない。客観的に見て非効率と言っても無益である。」→私の解釈「子どもサッカーには、藤本先生の言う能力構築競争や、励まし合い・包摂性が含まれている」=これが本当の消費者本位。戸田先生は「正社員が気持ちよく働ける環境」と表現されていましたね。ここまでの現場・現実主義はめったにお目にかかれません。類まれな愛情の深さを感じることが出来、感謝・感激です。
「クラウドは装置産業」も考えていきたいと思います。自動車メーカーの比喩だと、ちょっとプロセス産業の装置イメージとは違うので。
「経営問題を技術問題に変換して解決するのがSE」
自分もエンジニアやってるなと。基本的に仕事は全てこうありたいですよね。
「ERPをはねつけた日本の子どもサッカー論理は、それはそれとして尊重されなければならない。客観的に見て非効率と言っても無益である。」→私の解釈「子どもサッカーには、藤本先生の言う能力構築競争や、励まし合い・包摂性が含まれている」=これが本当の消費者本位。戸田先生は「正社員が気持ちよく働ける環境」と表現されていましたね。ここまでの現場・現実主義はめったにお目にかかれません。類まれな愛情の深さを感じることが出来、感謝・感激です。
「クラウドは装置産業」も考えていきたいと思います。自動車メーカーの比喩だと、ちょっとプロセス産業の装置イメージとは違うので。
2009年10月11日日曜日
桐野夏生「女神記」読みました
神話とはこんなに面白いものだったのでしょうか。
いやいや、桐野さんのような手だれによらねければこうはならなかったのではないでしょうか。
童話のような語り口でのミステリーというか。
ちょっと古事記にも注目してみよう。
いやいや、桐野さんのような手だれによらねければこうはならなかったのではないでしょうか。
童話のような語り口でのミステリーというか。
ちょっと古事記にも注目してみよう。
2009年10月7日水曜日
広井良典「グローバル定常型社会」読みました
射程が広い本です。
物質消費→エネルギー消費→情報消費→時間消費 の軸について。経済学や会計は物質消費レベルから脱していません。ようやく環境の観点からマテリアルフローコスト会計がでてきたところか。田中先生のJコスト会計は時間レベルまで含む。
上記の軸を「地球」「生命」「人間」の「各開放定常系」に対応させる整理は、福岡先生の動的平衡論をとうの昔に凌駕しているということになります。
「産業革命の本質は“呼吸の外部化・大規模化”」の整理もすごいですね。
5大革命
(1)人類革命 (2)農業革命 (3)都市革命 (4)精神革命 (5)科学革命
の整理の中で、
・キリスト教=超越者原理 ・仏教=宇宙原理 ・儒教=人間原理
あと、GDP分析のデロングは、仕事でも引用させていただきまして、再びの出逢いにびっくりです。
物質消費→エネルギー消費→情報消費→時間消費 の軸について。経済学や会計は物質消費レベルから脱していません。ようやく環境の観点からマテリアルフローコスト会計がでてきたところか。田中先生のJコスト会計は時間レベルまで含む。
上記の軸を「地球」「生命」「人間」の「各開放定常系」に対応させる整理は、福岡先生の動的平衡論をとうの昔に凌駕しているということになります。
「産業革命の本質は“呼吸の外部化・大規模化”」の整理もすごいですね。
5大革命
(1)人類革命 (2)農業革命 (3)都市革命 (4)精神革命 (5)科学革命
の整理の中で、
・キリスト教=超越者原理 ・仏教=宇宙原理 ・儒教=人間原理
あと、GDP分析のデロングは、仕事でも引用させていただきまして、再びの出逢いにびっくりです。
2009年9月26日土曜日
内藤裕敬作・平田オリザ演出「青木さん家の奥さん」観ました
人は妄想で生きられる、がテーマでしょうか。
目標設定というものの諸刃の剣的性格とか。
傍からそれが滑稽に見えても、本人は自覚することがなく。
程度の違いはあれ、このような事態は普遍的なのでしょう。
ビールケースが山のように積み上げられた舞台と、ほのかな酒屋の香りが印象的でした。
香りの程度は、観客が不快にならないよう計算されているかのごとく、ほのかで、絶妙なものでした。
うるさい芝居でしたが、これで「世界一静かな『青木さん家の奥さん』を目指す」とは・・・。
目標設定というものの諸刃の剣的性格とか。
傍からそれが滑稽に見えても、本人は自覚することがなく。
程度の違いはあれ、このような事態は普遍的なのでしょう。
ビールケースが山のように積み上げられた舞台と、ほのかな酒屋の香りが印象的でした。
香りの程度は、観客が不快にならないよう計算されているかのごとく、ほのかで、絶妙なものでした。
うるさい芝居でしたが、これで「世界一静かな『青木さん家の奥さん』を目指す」とは・・・。
2009年9月9日水曜日
野口悠紀雄「戦後日本経済史」読みました
よく「日本の官僚支配」という言い方がされますが、マスコミ情報だけでは「政治によるコントロール」とか、物言いが大雑把で抽象的なレベルにとどまってしまいます。
この本のように歴史を追ったきちんとした観察に立脚した構造描出をしているものは稀有なのではないでしょうか。
政治や経済、技術の世界とは異なり、官の構造は戦争前後で変わっていない、は一つの大きな物の見方の軸になります。
最後の方の、「歴史主義の貧困」の内容は驚きました。前後とトーンが違っていたこともありますが。
絶望を通り抜けた優れた見識を持つ者のみが到達できる境地なのだと思います。
この本のように歴史を追ったきちんとした観察に立脚した構造描出をしているものは稀有なのではないでしょうか。
政治や経済、技術の世界とは異なり、官の構造は戦争前後で変わっていない、は一つの大きな物の見方の軸になります。
最後の方の、「歴史主義の貧困」の内容は驚きました。前後とトーンが違っていたこともありますが。
絶望を通り抜けた優れた見識を持つ者のみが到達できる境地なのだと思います。
2009年9月5日土曜日
2009年8月30日日曜日
2009年8月28日金曜日
前田英樹「倫理という力」読みました
すばらしい感染動機の内実に迫る本でした。トンカツ屋のおやじの凄さを感じる感じ方でよいのである。
「倫理の原液」は著者オリジナルの、搾り出した言葉でしょう。
「動的宗教」「静的宗教」は難しかったです。「仮構機能の役割」は、宮台先生がもうすぐ出す宗教の本でわかりやすく解説いただけるのではないでしょうか。
「在るものを愛する」は「天地自然の理」と同義。
あと、ファン・ホーホ・ストラーテンの「スリッパ」は、以前にTV東京の「美の巨人たち」で見た記憶が残っていました。
何度も読み返したい本の一つと感じました。
「倫理の原液」は著者オリジナルの、搾り出した言葉でしょう。
「動的宗教」「静的宗教」は難しかったです。「仮構機能の役割」は、宮台先生がもうすぐ出す宗教の本でわかりやすく解説いただけるのではないでしょうか。
「在るものを愛する」は「天地自然の理」と同義。
あと、ファン・ホーホ・ストラーテンの「スリッパ」は、以前にTV東京の「美の巨人たち」で見た記憶が残っていました。
何度も読み返したい本の一つと感じました。
2009年8月12日水曜日
山下範久「現代帝国論」読みました
難解でしたが。
ポランニーの「大転換」は読んでいないかったので、位置づけがわかり、助かりました。
人間・自然・聖性からの反発のようなものかあ。
「近代の社会科学には、自然と社会の恣意的な二元論が浸潤しているということと、その二元論を維持するためには、特定の様式での自然と社会の分割を絶対視し、かつ絶対視していることへの反省の契機を抑圧しなければならない」は良かったですね。
「メタ普遍主義者は没近代主義者」、というのも何か近代というテーマ設定に違和感を感じていた自分にとって示唆的でした。
ポランニーの「大転換」は読んでいないかったので、位置づけがわかり、助かりました。
人間・自然・聖性からの反発のようなものかあ。
「近代の社会科学には、自然と社会の恣意的な二元論が浸潤しているということと、その二元論を維持するためには、特定の様式での自然と社会の分割を絶対視し、かつ絶対視していることへの反省の契機を抑圧しなければならない」は良かったですね。
「メタ普遍主義者は没近代主義者」、というのも何か近代というテーマ設定に違和感を感じていた自分にとって示唆的でした。
2009年8月11日火曜日
大道珠貴「しょっぱいドライブ」読みました
「しょっぱい」は潮の香りの意でしょうか。
大道さんはたたずまいが素敵な方でした。
「14歳からの社会学」はたまさかに言及したのでしょうが、でもメディアに届く射程で発言されたというのは、そういう(って何か・・)エネルギーもお持ちなのですね。
すごく惹かれてしまいます。
大道さんはたたずまいが素敵な方でした。
「14歳からの社会学」はたまさかに言及したのでしょうが、でもメディアに届く射程で発言されたというのは、そういう(って何か・・)エネルギーもお持ちなのですね。
すごく惹かれてしまいます。
2009年8月7日金曜日
勝間和代「ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力」
ベンジャミン・ブルームのテキサノミー理論をもとにした、
知識→理解→応用→分析→統合→評価
のフレームについて。
シードウィン福田さんの「知識と能力の相関」に重ね合わせてみると・・・
「知識」は「記憶」「推理」「論理」「表現」「発想」を要素としていて、
「理解」は「記憶」と「推理」を基礎にした能力の発現、
「応用」は「論理」と「発想」の軸からの能力の発現、
「分析」は「記憶」「推理」「論理」の軸から、
「統合」は「創造」に近いのか・・・
と、このへんからわからなくなりました。
知識→理解→応用→分析→統合→評価
のフレームについて。
シードウィン福田さんの「知識と能力の相関」に重ね合わせてみると・・・
「知識」は「記憶」「推理」「論理」「表現」「発想」を要素としていて、
「理解」は「記憶」と「推理」を基礎にした能力の発現、
「応用」は「論理」と「発想」の軸からの能力の発現、
「分析」は「記憶」「推理」「論理」の軸から、
「統合」は「創造」に近いのか・・・
と、このへんからわからなくなりました。
2009年8月6日木曜日
宮台真司「14歳からの社会学」
何回も読み直していますが。
感染動機の重要性を理解する鍵概念が「時間」であるとの気づきが一番大きいです。
試行錯誤・成長といった概念も時間がらみです。
動的平衡もそうです。
世界・社会理解の地平が一気に広がった感触です。
感染動機の重要性を理解する鍵概念が「時間」であるとの気づきが一番大きいです。
試行錯誤・成長といった概念も時間がらみです。
動的平衡もそうです。
世界・社会理解の地平が一気に広がった感触です。
神谷秀樹・小幡績著「世界経済はこう変わる」
神谷氏が、日本の戦後復興および良き金融機関との関係を象徴する企業として、ソニーや松下とともに出光の名をあげられていたのが印象深かったです。
あと、パフュームに詳しい小幡氏に驚きました。
あと、パフュームに詳しい小幡氏に驚きました。
2009年7月12日日曜日
渡辺聰子・A・ギデンズ・今田高俊著「グローバル時代の人的資源論」
支援はエンパワーメントであること。
働く人のセグメントは、①経営者②ゴールドカラー③ブルーカラー+ホワイトカラー下層④フレキシブル労働者の4層であること。
③に人間関係の共同体リソースが有効であること。
4層それぞれにふさわしい成果主義のあり方があること。
ということで、特に③(④を意識しながら)を軸とした社員層人事制度の再構築が必要でしょう。
働く人のセグメントは、①経営者②ゴールドカラー③ブルーカラー+ホワイトカラー下層④フレキシブル労働者の4層であること。
③に人間関係の共同体リソースが有効であること。
4層それぞれにふさわしい成果主義のあり方があること。
ということで、特に③(④を意識しながら)を軸とした社員層人事制度の再構築が必要でしょう。
2009年7月11日土曜日
堂目卓生「アダム・スミス」読みました
道徳感情論は気になっていたので、とても良かったです。
「胸中の公平な観察者」という概念が西洋から出ているというのはとても驚きです。
まさに、「内観」「自省」「自問自答」のプロセスそのものです。
また、あとがきに、脳科学におけるミラーニューロンやセオリー・オブ・マインドへの言及があったことも印象的でした。
私の考える日本発の心の平和は普遍性ありと腑に落ちる、重要な一冊でした。
「胸中の公平な観察者」という概念が西洋から出ているというのはとても驚きです。
まさに、「内観」「自省」「自問自答」のプロセスそのものです。
また、あとがきに、脳科学におけるミラーニューロンやセオリー・オブ・マインドへの言及があったことも印象的でした。
私の考える日本発の心の平和は普遍性ありと腑に落ちる、重要な一冊でした。
2009年6月27日土曜日
ミシェル・ヴィナヴェール原作・アルノー・ムニエ演出・平田オリザ翻案「鳥の飛ぶ高さ」
さて、「都市に祝祭はいらない」を読んだばかりだったので???
このような外国とのコラボの場合、著にあった「書き言葉」と「話し言葉」の緊張関係の問題はどう扱われているのか、平田作品ならではの雰囲気が読み取れないところがやっぱりがっくりなんですね。
複線をたくさんはりめぐらしているところが圧巻というところでしょうか。
「ツチ族」・・日経ビジネスの伊東乾さんの評論を読んでおいてよかった。ルワンダの話は、観客のどの程度の方がご存知なのでしょうか。
最後は「八百万の神々」で圧倒しようという・・、フランス人は納得しているのだろうか、そんなことはありえないだろうが・・。
平田さんの「翻案ということ」を読むと、要は神話と現実との関係性の記述ということがテーマであり、それがスカンジナビア神話から置き換わっただけで、中身はどうでもよいのでしょう。
その入れ替えのリスクで、肝心の関係性の記述に失敗しているか・・、いや私は日本人なので、物語としてはcomfatableでしたが、それでよいのだろうか・・。
個人的には、会社買収の場合の心構えを考える材料になったとは思います。成熟民主主義の時代は、個対個のアイデア・コンセプト勝負であり、国籍などは二の次・三の次なのです。
女優さんは近くで見ると素敵ですね。「冒険王」にも出ていた石橋亜希子さん、「恩田博士」のひらたよーこさんがよかったです。ひらたよーこさんは作曲家でもあるのですか。
このような外国とのコラボの場合、著にあった「書き言葉」と「話し言葉」の緊張関係の問題はどう扱われているのか、平田作品ならではの雰囲気が読み取れないところがやっぱりがっくりなんですね。
複線をたくさんはりめぐらしているところが圧巻というところでしょうか。
「ツチ族」・・日経ビジネスの伊東乾さんの評論を読んでおいてよかった。ルワンダの話は、観客のどの程度の方がご存知なのでしょうか。
最後は「八百万の神々」で圧倒しようという・・、フランス人は納得しているのだろうか、そんなことはありえないだろうが・・。
平田さんの「翻案ということ」を読むと、要は神話と現実との関係性の記述ということがテーマであり、それがスカンジナビア神話から置き換わっただけで、中身はどうでもよいのでしょう。
その入れ替えのリスクで、肝心の関係性の記述に失敗しているか・・、いや私は日本人なので、物語としてはcomfatableでしたが、それでよいのだろうか・・。
個人的には、会社買収の場合の心構えを考える材料になったとは思います。成熟民主主義の時代は、個対個のアイデア・コンセプト勝負であり、国籍などは二の次・三の次なのです。
女優さんは近くで見ると素敵ですね。「冒険王」にも出ていた石橋亜希子さん、「恩田博士」のひらたよーこさんがよかったです。ひらたよーこさんは作曲家でもあるのですか。
河合克彦「要員・総額人件費マネジメント」読みました
「活動ベースの総額人件費管理」はなるほどですね。
自分を省みる視点として、過去の遺産で飯を食っているのか、現在の秩序維持への貢献か、未来への種まきか、自覚しながら仕事をしたいものです。
自分を省みる視点として、過去の遺産で飯を食っているのか、現在の秩序維持への貢献か、未来への種まきか、自覚しながら仕事をしたいものです。
平田オリザ「都市に祝祭はいらない」読みました(最初の「都市に祝祭はいらない」のところだけ)
肝でしょう。
「たしかに世界はそうなっている」 宮台氏はここからもってきているのだろうか。
改めて、民主主義の成熟というのはすごい歴史の変化であり、われわれは日々その事態に直面していることに、驚きと喜びを感じながら仕事をしたいものです。
「たしかに世界はそうなっている」 宮台氏はここからもってきているのだろうか。
改めて、民主主義の成熟というのはすごい歴史の変化であり、われわれは日々その事態に直面していることに、驚きと喜びを感じながら仕事をしたいものです。
山鳥重「わかるとはどういうことか」読みました
「知覚心像」と「記憶心像」の概念が素晴らしかったです。
「知覚」と「記憶」は福田さんのコンセプトともぴったり合います。
たぶん両者が「入れ子」の関係になっていて、好循環に入ると両方が刺激し合いながら成長していく、というのが理想だと思います。
記憶資源が豊かになるような読書体験というものがあるのでしょう。
「知覚」と「記憶」は福田さんのコンセプトともぴったり合います。
たぶん両者が「入れ子」の関係になっていて、好循環に入ると両方が刺激し合いながら成長していく、というのが理想だと思います。
記憶資源が豊かになるような読書体験というものがあるのでしょう。
2009年5月31日日曜日
樋口弘和「新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか」
・採用・教育チームを2つ~3つつくること
・人事部門のあるべき役割
マネジメントサポート、現場サポート、愚痴聞き係
どんな場面も変わらない、事実を軸にして向上心を観ることが大事。
・人事部門のあるべき役割
マネジメントサポート、現場サポート、愚痴聞き係
どんな場面も変わらない、事実を軸にして向上心を観ることが大事。
2009年5月30日土曜日
遠藤功「現場力復権」読みました
習慣化のプロセスは、「無意識・無能」→「意識・無能」→「意識・有能」→「無意識・有能」であること。
現場力のプラットフォームは、
↑ ツール
↑ 手法
↑ 行動習慣=組織の「くせ」
↑ 共通の価値観
の構造であること。
「見える化」→「伝わる化」→「つなぐ化」→「粘る化」の環。
現場力のプラットフォームは、
↑ ツール
↑ 手法
↑ 行動習慣=組織の「くせ」
↑ 共通の価値観
の構造であること。
「見える化」→「伝わる化」→「つなぐ化」→「粘る化」の環。
2009年4月18日土曜日
水村美苗「日本語が亡びるとき」読みました
凡人にとって普段その存在に無自覚な言語の機能をこのように巨視的に捉える、見事としか言いようがありません。
「叡智を求める」はいいですね。「叡智を求める」人々の欲求の普遍性とか顕在性、水準といったものがよく問題になるのだと思います。水村さん(や東さん)は、「叡智を求める」人の割合について、減っているとかの危惧は持っていらっしゃらないのではと思います。気づいた人が、より自覚的に振舞うということでしょう。
宮台さんや東さんが最近アメリカに行かれたのは、何かシンクロするものがあるのでしょうか。
「環境管理権力」概念の英語での輸出とか。彼らがレッシグ的存在になる時、日本の多くの一般ピープルは見捨てられていくのだろうか。
「叡智を求める」はいいですね。「叡智を求める」人々の欲求の普遍性とか顕在性、水準といったものがよく問題になるのだと思います。水村さん(や東さん)は、「叡智を求める」人の割合について、減っているとかの危惧は持っていらっしゃらないのではと思います。気づいた人が、より自覚的に振舞うということでしょう。
宮台さんや東さんが最近アメリカに行かれたのは、何かシンクロするものがあるのでしょうか。
「環境管理権力」概念の英語での輸出とか。彼らがレッシグ的存在になる時、日本の多くの一般ピープルは見捨てられていくのだろうか。
ポール・ロバーツ「石油の終焉」読みました
石油から次世代のエネルギー移行は、かつての石炭から石油への移行の態様とは質が異なる、という世界観が重要ではないかと感じました。
政治的、経済的、技術的、文化的(炭素問題とか地産地消)要素がそれぞれ激しく変化する環境の中で、もしかすると独占的企業ではなく、より民主的な競争状態での供給という、ニッチがたくさん出てくるようなイメージなのかもしれません。
政治的、経済的、技術的、文化的(炭素問題とか地産地消)要素がそれぞれ激しく変化する環境の中で、もしかすると独占的企業ではなく、より民主的な競争状態での供給という、ニッチがたくさん出てくるようなイメージなのかもしれません。
2009年3月7日土曜日
増永寛之「宇宙一愛される経営」読みました
いやはやすごい社長・企業ですね。
東浩紀氏の公共性への関心に触発されたばかりなのですが。
会社共同体内でのアナロジーですが、評判(評価)の編集に基づく処遇システムはやはり先進的なのだと確信することにしました。
業績の見え難い時代にあって、せめて見えやすい位置にいる複数観察者の視点を効率的に拾い上げることは必須です。渋谷望氏の議論もつなげるなら、顧客・調達先・協力会社等の視線も同等に扱う必要性も増しているということです。
「公平くん」のソフトは、グーグルの検索ランキングシステムの核心と重なるのではないでしょうか。
もはや人事部が絶対評価のものさしを独占的・権威的・権力的に維持管理する時代は、理念的レベルでは終わりました。
東浩紀氏の公共性への関心に触発されたばかりなのですが。
会社共同体内でのアナロジーですが、評判(評価)の編集に基づく処遇システムはやはり先進的なのだと確信することにしました。
業績の見え難い時代にあって、せめて見えやすい位置にいる複数観察者の視点を効率的に拾い上げることは必須です。渋谷望氏の議論もつなげるなら、顧客・調達先・協力会社等の視線も同等に扱う必要性も増しているということです。
「公平くん」のソフトは、グーグルの検索ランキングシステムの核心と重なるのではないでしょうか。
もはや人事部が絶対評価のものさしを独占的・権威的・権力的に維持管理する時代は、理念的レベルでは終わりました。
2009年2月22日日曜日
鈴木謙介「サブカル・ニッポンの新自由主義」読みました
新書ながらなかなか重厚な内容でした。
成長、承認、保障のそれぞれへの希求を等価なものとする視点は新鮮です。
ネット社会と公共性の関係への関心は東氏と共通で、今後たくさんの発信を期待したい方ですね。
何よりも愛されるキャラというのが貴重ですよね。若手好々爺に相当する日本語はないのでしょうか。
成長、承認、保障のそれぞれへの希求を等価なものとする視点は新鮮です。
ネット社会と公共性の関係への関心は東氏と共通で、今後たくさんの発信を期待したい方ですね。
何よりも愛されるキャラというのが貴重ですよね。若手好々爺に相当する日本語はないのでしょうか。
2009年2月9日月曜日
隈研吾「負ける建築」読みました
NBオンラインで養老先生と対談されていたので、気になっている人ではあったのですが。
いやいやこの本は大変重厚な内容だったのでまいりました。
自分は若い頃からなんとなくものをつくることへの罪悪感みたいなものがあったのですが、その感情に見事に根拠を与えていただきました。
アーキテクチャとしての建築はほんとうにつらいと感じました。
いやいやこの本は大変重厚な内容だったのでまいりました。
自分は若い頃からなんとなくものをつくることへの罪悪感みたいなものがあったのですが、その感情に見事に根拠を与えていただきました。
アーキテクチャとしての建築はほんとうにつらいと感じました。
2009年2月8日日曜日
M・チクセントミハイ「フロー体験 喜びの現象学」 大塚英志・東浩紀「リアルのゆくえ」読みました
福田先生の「3つのキーワード」の課題。
2つは、「時間」と「アーキテクチャ」かな・・と。
3つめについてどうしようかな。
「フロー体験」は心理水準の問題と理解しました。
人事などは、ここに問題解決の焦点を
絞るべきと感じました。
生産性と健康の均衡を図るポイントとなります。
国家の機能という点で東氏に「暴力独占」
「富の再分配」「共感調達」と整理していただき、
スッキリです。
3章を読んで東氏に軍配を上げたくなりました。
啓蒙行動と社会認識の問題は別、というのは
自然です。
政治システムについても、選挙の貧困を指摘
しながら、政策毎直接選挙制といった工学的
アイデアの提示に大いに共感しました。
が、4章の転調は気になります。
宮台氏がパーソンズを引きながら「内なる光」
を埋め込むという論点と同じになってくるので
しょうか。
東氏は教育問題でロビイングなどしないので
しょうから、別の面で今後どのような展開となる
のか、楽しみです。
2つは、「時間」と「アーキテクチャ」かな・・と。
3つめについてどうしようかな。
「フロー体験」は心理水準の問題と理解しました。
人事などは、ここに問題解決の焦点を
絞るべきと感じました。
生産性と健康の均衡を図るポイントとなります。
国家の機能という点で東氏に「暴力独占」
「富の再分配」「共感調達」と整理していただき、
スッキリです。
3章を読んで東氏に軍配を上げたくなりました。
啓蒙行動と社会認識の問題は別、というのは
自然です。
政治システムについても、選挙の貧困を指摘
しながら、政策毎直接選挙制といった工学的
アイデアの提示に大いに共感しました。
が、4章の転調は気になります。
宮台氏がパーソンズを引きながら「内なる光」
を埋め込むという論点と同じになってくるので
しょうか。
東氏は教育問題でロビイングなどしないので
しょうから、別の面で今後どのような展開となる
のか、楽しみです。
2009年1月31日土曜日
2009年1月30日金曜日
宇野常寛「ゼロ年代の想像力」読みました
感じることができる人は感じることができる・・。
確かに「仮面ライダー電王」を見た時には、
私も驚きましたが。
時空を超える列車、憑依される主人公・・。
言葉を紡ぎ出す宇野氏の異能を感じました。
確かに「仮面ライダー電王」を見た時には、
私も驚きましたが。
時空を超える列車、憑依される主人公・・。
言葉を紡ぎ出す宇野氏の異能を感じました。
2009年1月28日シンポジウム「アーキテクチャと思考の場所」
浅田彰、磯崎新、宇野常寛、濱野智史、宮台真司、東浩紀という
すごいメンバーでしたが。
「アーキテクチャ」は藤本隆宏先生の重要コンセプトでもあるので
勇んで参加しました。
印象ですが、建築、WEB、社会設計をパラで並べてアーキテクチャ
の本質に迫るアプローチが壮大過ぎてやや無理があったのでは。
やっぱり「社会設計」の複雑度は群を抜いているのではないか。
東氏の力量をもってすれば、もう少しコーディネートの工夫の余地が
あったのではと思うのだが。
司会としてはやや得意分野のWEBに傾きすぎでしょう。
宇野氏をもっと使う形で、社会-WEB-建築を橋渡しする工夫を
してほしかったなと思います。
福田豊志氏から「キーワードを3つ持て」と言われています。
一つは「時間」と決まったのですが、次は「アーキテクチャ」かも
しれないなと。
「時間」と「アーキテクチャ」が交差するところに、磯崎氏の言う
「切断」というコンセプトが位置するのではと感じています。
あと一つは「動的平衡」・・か。もう少し考え続けてみたいと
思います。
すごいメンバーでしたが。
「アーキテクチャ」は藤本隆宏先生の重要コンセプトでもあるので
勇んで参加しました。
印象ですが、建築、WEB、社会設計をパラで並べてアーキテクチャ
の本質に迫るアプローチが壮大過ぎてやや無理があったのでは。
やっぱり「社会設計」の複雑度は群を抜いているのではないか。
東氏の力量をもってすれば、もう少しコーディネートの工夫の余地が
あったのではと思うのだが。
司会としてはやや得意分野のWEBに傾きすぎでしょう。
宇野氏をもっと使う形で、社会-WEB-建築を橋渡しする工夫を
してほしかったなと思います。
福田豊志氏から「キーワードを3つ持て」と言われています。
一つは「時間」と決まったのですが、次は「アーキテクチャ」かも
しれないなと。
「時間」と「アーキテクチャ」が交差するところに、磯崎氏の言う
「切断」というコンセプトが位置するのではと感じています。
あと一つは「動的平衡」・・か。もう少し考え続けてみたいと
思います。
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